詐欺被害相談RCY広報部です。

最近、振り込め詐欺の協力を申し出たにも関わらず、警察が動かなかったというニュースが有名になっていますね。

オレオレ詐欺:協力申し出　埼玉県警「人員不足」で断る

毎日新聞　2014年11月08日　10時15分

　埼玉県警捜査２課は７日、鴻巣署が先月にオレオレ詐欺とみられる電話を受けた北本市の男性（７５）から「だまされたふり作戦」への協力申し出があったのに、人員不足のため断念していたことを明らかにした。同課は「被害者の安全確保が難しかった」などと説明している。

　同課によると、１０月１４日昼ごろ、男性宅に息子を名乗る男から「会社の金が入ったカバンをなくした。補てんしなくてはならない」などと電話があった。男性は男が息子ではないことに気付き、関係者を通じて同署に連絡。だまされたふり作戦への協力を申し出た。

　同署は当初、作戦を実施する方向だったが、金の受け渡し場所が東京都内になったことなどから、男性の安全を確実に確保するのは難しいと判断し、実施を見送った。県警は９月、県内５カ所に拠点を置く「振り込め詐欺特別対策隊」を発足させ、所轄署と連携して、こうした事案に対応してきた。今回は同署から連絡がなく対応できなかったという。【衛藤達生、遠藤大志】

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「だまされたふり作戦」ですが、警察が動いてくれなければどうしようもありません。


■やる気あんの？オレオレ詐欺通報を無視した警察の対応がひどすぎる（NAVERまとめ）


だいぶ昔に聞いた知人の警察官の話ですが、「警察というのは、普通の人は本来だったら関わりのない場所」と言っていたのをふと思い出しました。
警察署はいろんな方が来る場所ですが、被害相談の際に『純粋な被害者』というのはほとんどいないそうです。
例えば、嫌がらせを受けているという方は過去に同様の嫌がらせを行っていて、その報復だった、という話や、ストーカーをしている方は元交際相手だった等…。
因果応報とまではいかなくとも何かしらの因果関係がある場合が大半なため、極稀に『純粋な被害者』の方がいても「はいはい…」で流してしまうことがあるのかもしれない、というような話をポツリと言っていました。
さすがに振り込め詐欺の被害者の方は『純粋な被害者』であるため、何やってるんだと言われても仕方ないですね。

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■ネット詐欺に引っかからない自信はありますか？（ITpro）

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2005年掲載の古い記事ですが、『ドラえもんの声優陣が一新された年』と言うとすごく最近に感じます。。。
未だにこの手の詐欺被害がなくならないというのは、まだ騙される被害者の方が少なくないことを意味します。


  ■巨額詐欺 被害１００億円超か（NHK NEWS WEB）

ここまで巨額だと、海外に流出してしまった可能性が高いです。
架空請求詐欺もそうですが、一度入金してしまったお金を取り戻すのは非常に困難です。 
何が難しいことなのかというと、そのほとんどが国外に流出しているケースが多いからと言えます。